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| 2009年を振り返る(2) |
2009年は菅野企画設計を創立して22周年。
素晴らしいお客様に恵まれて、充実した年になったと思います。
産休中だった田中有紀子が家庭の事情で退社したのはとても
残念でしたが、その変り、倉本真衣という若い人材が加わりました。
菅野企画設計は益々元気です。
2010年も本年同様可愛がってくださいね。 |
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菅「2009年を振り返って、そして2010年の抱負を聞かせてください」
谷「来年は、いい意味でもっと欲を出して、貪欲になって、どんな仕事に対しても受け身にならずに、
まず自分から積極的に取り組んでいきたいです。与えられた仕事以上のことができるように。
知りたいことをより深く調べたり・・・常に向上心を持って仕事に取り組みたいです」
菅「すごいねえ、一言もよどみなく。練習してきたんじゃないの(笑)」
池「来年は構造設計もどんどんやりたいと思います。孕石さんの手伝いをしてどんどん吸収できるように・・・
自分でも本を読んで知識を入れていきたい。それから、先ほど野村さんと菅野さんが住宅に対する
世の中の考え方を言われていたんですけれども、うちの事務所みたいな考え方をもっと広められる
ように・・・設計するだけじゃなくて、例えばセミナーとか、何かできないかなって考えているんですけど・・・
そういう提案が出来たらいいなあと思っています」
倉「私は、今年は頼まれたこともちゃんとできないくらい知識がなかったですし、周りも見えなくなっていたん
ですけれども、設計料は限られているんだということもよく理解して、仕事がスムーズに進むお手伝いが
ちゃんとできるようになりたいと思います」
孕「私は、何をやるにしても誠意をもって取り組むというのが信条なんです。お客様に対しても現場監督に
対しても、それから職人さんに対しても誠意を持って仕事をしていく。ですから他人事のように、遠く
から眺めてこれでいいやっていうんじゃなくて、本当に間近まで行って、その仕事の内容を見て、声を
かけて、これで大丈夫だということを確信しながら一つ一つやってきました。でもねえ、どうしても歳には
勝てず、鉄筋の上を歩くこともままならなくなってきたものですから(笑)・・・来年は、若い人たちにだん
だんとシフトすることになっていくんじゃないかなあ。まあそれにして、私の信条は伝えていきたいと思う
んですよ。それから、デザインが優先されると、どうしても構造が非常に苦しい思いをするわけですね。
その中でどうやって安全性を担保していくのか?実は、ものすごくジレンマを感じるんですよね。設計
では何とか安全を確保するんですが・・・現場ではそれ以上の品質のいいものを造ってもらいたい。
最近は、なかなかいい現場監督にめぐり合うことが少ないんですが・・・稲沢市の長福寺の監督は、
言ったことを忠実にやってくれる真面目な監督だったもんですから、安全な建物に出来上がったなあと。
まあそういうことで、若いスタッフには頑張ってもらいたいと思ってます」
菅「私を含めてスタッフ10人が忙しく働かせてもらって、一年間を通して充実した仕事ができたこと、
とても嬉しく思っています。また、世の中は不況だというのに、菅野企画設計は来年も忙しくなり
そうなので、とてもありがたいです。やはり私たち設計士は、社会的使命のある仕事ですし、
環境を造っていく大事な仕事なんで・・・建物を造ればいいとか、会社にお金が残ればいいという
ことではない。仕事をしながら役に立つ設計士が育っていくことが大事だと思っています。ただ、
なかなか難しいのは、社会的な使命感だけでは仕事にならない。サービス業の要素を持ちながら
技術者としての研鑽も積まなければならない・・・本当に広範囲な配慮や知識を求められる仕事だと
思います。だから、一人前の設計士に育つまでには相当時間がかかるし、私だってまだ一人前なの
かどうかも分かりません。設計図に基づいて概算をしても、えらく食い違う見積もりが工事会社から
出てきたり(笑)。そんなことの繰り返し、試行錯誤の毎日です。孕石さんだって、長い間構造設計に
携わっているのに、まだまだこれで絶対に安全だとは思えない。でも、これは設計士の宿命ですね。
同じ建物ばかり造り続けていれば、デザインも構造もソフィスティケイト出来ますけど、私たちのように、
一棟一棟、お客様は違うし、デザインはバラバラなんて、とてつもない設計をやってるわけでしょ、
正直な話がね。その全てが完璧に、ということはあり得ない。多分、この悩み多き日々は私が設計士を
やめるまで続くんでしょうね。いや、死ぬまでかな(笑)。でもねえ、それがまた面白さかもしれませんよ。
私自身は大変いい仕事に巡り逢えたと今でも思ってるし・・・わが社のスタッフはみんなそんな感じで
仕事をしてくれているので、とても頼もしく思いますよ。来年もますます勉強・研鑽を積んで、お客様や
社会の期待にお応えできるように・・・頑張りましょう」
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