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| 埼玉県 浄土真宗寺院 開発完了検査 | |||||
2009・4・2 埼玉のお寺がほぼ完成へと近づいてきました。 市街化調整区域に建物を建てることもあり開発行為にあたるため、市が要求する色々な基準を満たさな ければなりません。 この基準がなかなか厳しく、本工事では、これをクリアーするための外構工事に大変な費用を投じています。 一般の基準よりも厳しい緑化、高度処理浄化槽の設置、雨水貯留槽の計画、駐車場の設置、その他色々と あり、かなりシビアなハードルです。 図面のチェックも大変細かく、 「提出図面と現場とが食い違いがあるとやり直しだから」 と、脅される始末。 だから現場にあわせて変更申請もしています。 開発の完了検査はいったいどうなってしまうのだろうか? と、今回の工事で一番の不安事項でした。 で、外構の出来栄えですが、強引に緑化をしたり、駐車場を貯留池にするため高低差があちらこちらに あったりと不満もあるのですが、なかなかいいのではないかと思います。 樹木が根付き若葉が青々としてこれば見ごたえのある伽藍になる予感がします。
ついに開発完了検査がはじまりました。 所定の時間に検査員の車がやってきました。二人乗っています。「良かった二人で検査するんだ」と思った ら次々と車がやってきました。結局4台。合計8人で検査が始まりました。 関係する課が全てそろってしまいました。この物々しさは、ますます不安を募らせます。 メジャーを持ち出し、ひとつひとつ測っていくし、高低差もチェックするなど、立会いをする監理者としては生き た心地がしません。 AとBの貯留池があるのですが、河川課の担当者が 「この形状だとBの貯留池は要求を満たしていないんじゃないの?」と言い出しました。 一瞬凍りつきました。 かなり焦りました。 確かに言われる要求は満たしていないかもしれません。 しかし、提出した図面通り。 一息ついて、冷静に考えました。 「Bは補助的に設けた貯留池で、Aだけで全ての貯留量を満たしているから、そこまでシビアに考えなくても いいのではないでしょうか?それに図面通りですよ?」 検査員は色々と考えていましたが、 「確かにこれは補助的な部分なのでいいことにしましょう。」 と、言ってくれました。 私も含め、青ざめたまま動きが止まっていた現場監督も息を吹き返しました。 あとは、さっきから一つ一つの緑地をテープであたっている公園課の人達の判断を残すのみ。 緑化はギリギリで満たしているので一番の不安です。 さあどうでるか! まさに賭けをしているような感覚! 開発指導課の人が 「みどり公園課さんどうでしたか?」と声をかけます。 「オッケーです!」 「ヤッター」と心の中で叫びました。 しかし、開発指導課の人が 「緑地の中にある玉砂利は緑地に含まれるの?」 「え?どこに玉砂利があるの?」 と、みんなで図面を見ていると、みどり公園課の持っている図面が 変更前の図面ではないですか! 「間違えて古い図面をみていました。もう一度測りなおします。」 と、新しい図面をみながらまた測りだしました。 喜びはつかの間でした。 せっかく安堵した工事関係者は、またまた凍りつきます。 溶けたり固まったりを繰り返すチョコレートはおいしくありません。 人間も同じです。とても精神的に悪い体験を繰り返しています。 「オッケーです!」 みどり公園課から声がかかりました。 2回目のオッケーで気が抜けてしまいました。 是正項目は少なかったのでホッとしました。 工事関係者はみんな気が抜けて声も出ずボーっとしています。 一瞬にして緊張感から解放されてしまったので抜け殻状態です。 本当にこういう検査は身体に悪い。
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