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| 2009.2.10 柱や土台が基礎と接する部分には石を介在させ、基礎や地面に直接木材が触れないようにし、木材をより 長持ちさせる工夫がしてあります。 それらの石材を地元の石を使ってはどうかという気運が高まりました。 なぜなら、永保寺のある東濃地方は蛭川石の産地でもあるからです。予算的に中国産の石材を使うことが せいいっぱいかなと思っていましたが、現場での地産池消の意識が高いため、蛭川石を使うという幸運が 巡ってきました。蛭川石は鉄分が多いため時間の経過と共に石肌にサビが浮いてきて味のある雰囲気になる 大変魅力的な素材です。 せっかくの機会だから採石現場と加工場を見学することになりました。 場所は恵那の山中にある蛭川という 場所。さすがに石の産地だけあって、このあたりの建物や庭のあちらこちらに石材が大量に使われているのが 伺えます。 今回お世話になるのが田口石材という石屋さん。広大な敷地の中に石の切れ端が山積みになっています。 |
「石はいくらでもあるからどんどん使ってよ!」というのは社長の田口さん。中国から輸入される石材を使うことが 主流となった建築現場では、国産の石というのはなかなか得難い高嶺の花かと思いきや、いくらでもあるから 使ってというから驚きです。まったく認識不足でした。 加工場内のあちらこちらで、大きな切断機が水を使いながら石を切断しています。 所定の大きさに切断された石は 適宜仕上げされていきます。 永保寺の差し石や沓石はビシャン仕上げです。ビシャン仕上の加工現場を見たことが なかったのでお願いして実演してもらいました。 ビシャン仕上は縁が欠けやすいので、縁は専用の道具で加工するなどかなり気を使うそうです。
次に石の採石現場へ案内されました。 採石現場へ入るなりとても大きな石の塊が出迎えてくれました。 採石作業は岩盤をダイナマイトで発破をかけ一つの 塊を取り出すそうです。 石にも木と同様に目があり、その石目に沿って発破をかけると綺麗に石の塊が採れるそうです。
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