静岡県 臨済宗 寺院 外構工事が始まりました。



             本堂の外部足場がなくなって1ケ月程経ち、外構の工事が進んでいます。


 


             本堂の外周部には、亀腹が作られています。

             濡れ縁の縁の下から見える基礎部分を亀腹にして漆喰で仕上げるのですが、その下地が出来てきました。

             下地はコンクリートでおおよその形を作り、その上に左官屋さんが鏝でモルタルを塗って曲線を作っています。


 


             濡れ縁が出来てしまうと見えなくなってしまう部分ではありますが、 左官屋さんが丁寧に鏝を使って

             亀腹の曲線を作ってくれました。

             あとは、漆喰を塗るばかりです。


 


             外部足場がなくなった本堂は、屋根の曲線がきれいに見えています。

             軒の出のバランスも程良い感じになりました。

             監督の青木さん曰く、「現場事務所から見る姿がいい」そうです。


 


             このお寺の本堂の屋根は、軒の出が2.4m程あります。

             桁の高さとのバランスで一番きれいに見える屋根になるように設計をしました。

             軒の出が大きいので、当然それを支える桔木もしっかり入っているのですが、 大工さんが長い年月で

             化粧垂木が垂れてくる事を心配して、所々ボルトで吊ってあります。


 


             桔木から化粧垂木を引張り上げるようにボルトが締めてあります。

             このボルトの頭には、化粧金具を付けます。


 



             既製品の金具もあるのですが、シンプルな形状ですっきり見せたいということで オリジナルで製作して

             もらった銅製の金具です。 屋根の形をすっきりと見せるため、軒先には正面以外には軒樋が付けてあり

             ません。 軒先から落ちた雨を集めるように、雨落ち部分に地面に排水溝を埋めます。


             現場は、外部足場が無くなったので建物周囲のスキトリを行い、 雨落ち部分に排水溝を据付ける工事に

             取り掛かります。

             境内は湧水と井戸水があるので排水には少し注意をして工事を行っています。


 

 


             内部の造作工事は、当初の予定から少し遅れ気味です。

             壁は漆喰を塗る準備が出来ているのですが、 天井は、格天井と竿縁天井を組んでいます。



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    0586-84-2003