![]() |
||||||||
| 設計料はもったいない? | ||||||||
「設計料なんてもったいない!とおっしゃる役員さんがいるんですよ」 そんなお話をここ続けて3人の住職様からお聞きしました。 最近、伽藍を新築したり改修する場合、設計と施工を分離することが多くなってきました。 住職や一部の役員が独断で建設会社を特命にすると、檀家から批判が出て紛糾する可能性が高いのです。 現実に紛糾したり、しそうになっているという理由で、お寺から相談を受けたことが何度もあります。 名古屋市内のお寺では、木造本堂と鉄筋コンクリート造の客殿を計画するに当り、住職と総代さんが建設会社 に声をかけて話を進めていました。ところが、建設委員会を組織した途端、待ったがかかった。 「お寺の設計を専門に手がけている設計事務所を入れましょう。私たちだけで話を進めるのは責任が重過ぎる」
もうひとつ、同じく名古屋市内で木造本堂の耐震補強を計画していたお寺。 建設委員会を立ち上げたものの設計料がもったいないということで、委員が知り合いの工事会社5社に声をかけて、 耐震補強の方法と概算を提示させた。 それぞれの工事会社は本堂の調査を行い、見積りを持ってきた。もちろんその内容も工事もばらばら。 各社が誠意を持って提案をしてくれたので、かえって迷ってしまった。工事費は安いに越したことはないが、 はたしてその方法がベストなのか?決断を下せる人がいない。会議を何度も開いたが、結局紛糾。 せっかく盛り上がった機運を逃し、半年が過ぎた。 私に声をかけてきたのは、実は、耐震補強の提案をした工事会社のうちの1社でした。 その工事会社の紹介で建設委員の一人に会わせてもらい、お寺に連れて行ってもらいました。 その時、住職がひとこと。 「お寺の設計を専門で手がけている設計士さんがいらっしゃるんですねえ」 その後、設計は順調に進み、5社に見積りをとりました。 残念ながら、この仕事を紹介してくれた建設会社は仕事を取ることができませんでした。 設計士の役割は ◆ 一級建築士として、建築基準法・構造計算に基づいた設計をする ◆ 適切な建設会社の選択ができるように、お客様へアドバイスをする ◆ 見積りを詳細に検討し、適正で正確な内容であることをチェックする ◆ 工事が設計どおり適正に行なわれていることを検査し、記録に残すがあります。
実は、業務内容があまりに広範囲なので、この全てを的確に行なえる設計事務所はそんなには多くありません。 それも、寺院伽藍を手がけている設計事務所となると・・・。 ただ、設計士(建築士)はお客様の立場に立つ専門家です。 建設会社とは立場が逆なのです。お客様が自分の立場を守るためには、絶対に必要な資格者なのです。 菅野企画設計では、お客様の期待にお応えできるような人材を育成しています。 だから、50歳代のスタッフから20歳代まで11人が、日ごろから研鑽を積み、ノウハウの蓄積を行なっています。 「設計料なんてもったいない」などと言わないで、どうぞ気軽に声をかけてください。 仕事内容を考えると、実はとてもとても安いと思いますよ。 |
||||||||
........................................................................................................................................................................................................
|
||||||||