耐震診断の季節です
春の風よ 愛知県のお寺から、耐震診断のご依頼をいただきました。

 今は気候が良いので、建物を隅々まで調査するのに適した季節です。陽気の中を出張となれば、

 スタッフのやる気も湧くというものです。


 明治時代に建てられた本堂なのだそうですが、二・三度の増築を行っているようです。


 本堂の傷みは少ないのですが、増築した建物には著しい不具合が・・・

 ある部分では、床が傾いています。奥へ歩いていくと、自分がどんどん加速していくような気がします。

 原因は地盤沈下。床への影響だけではなく、基礎も耐えかねて割れてしまっていました。

 何度か床は調整したそうですが、まだ下がり代は残っているようです・・・。

 もちろん、耐震性にも影響があります。

IMG_1609
▲ ここが雨漏りの原因。分かるでしょうか?
基礎割裂▲ コンクリートの基礎が割れています!



別の部分では、雨漏りの痕を見せていただきました。天井のみならず、

壁までもが被害を受けていました。

これは屋根の上から見れば納得できる話で、瓦を葺けない部分があるのです。

意外なほど計画されていない増築だったようです。


よくあることなのですが、調査を進めると、耐震補強をする以前に、不具合を

直しておかなくてはならないということが分かってきます。

せっかくの補強工事も、これらの不具合を放っておいては、価値がありません。

それが、事前調査の大切なところです。

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