虎渓山永保寺で現場見学会、なんと2500人の人出!


           現在、本堂と大玄関を再建中の多治見市虎渓山永保寺で3月14、15日の両日、一般市民を対象にした

           現場見学会が行なわれました。

           永保寺は、開山堂と観音堂が国宝に指定されており、年に一度、一般開放されます。

           今回の現場見学会はこの日程に合わせて企画されました。



           「せっかくやるなら、できるだけ多くの市民の皆さんに集まってもらいましょうよ」は、永保寺塔頭保壽院の

           住職と土屋さん。その掛け声に応え・・・施工を担当している中島工務店の現場監督、栗原さんを中心に

           工事現場の職方がアイデアを寄せ合い、魅力的なイベントが繰り広げられました。



           工事中の本堂の中では、木工事を担当している八野大工の宮大工が台鉋、槍鉋の実演と彫刻の実演を

           しました。

           また、このイベントのために永保寺で使われた仕口、継手の模型を作って展示、棟梁が丁寧に説明しました。




           桧皮葺きを担当している田中社寺は、葺き師が桧皮の“こしらえ”を実演し、見学者には竹釘を使った桧皮葺き

           を実体験してもらいました。

           また、桧皮葺きの屋根の模型を作り展示したので、見学者は間近で見て触って・・・とても興味深そうでした。



           瓦工事を担当している伏見窯業は瓦土を用意し、石膏型を使った軒巴の型抜きを見学者に実体験してもらい

           ました。また、永保寺本堂に乗せる鬼瓦を展示しましたが・・・その大きさにほとんどの人が唖然。

           そして、菅野企画設計はセンターテーブルで「設計士と伝統を塗り絵しよう」と銘打って、永保寺全伽藍の

           立面図や懸魚、彫刻の図柄を用意し、色鉛筆で塗り絵をしてもらいました。のはずでしたが・・・

           その伝統的な図柄に興味を持つ方が「わたしにもください」が続出で・・・

           大量の枚数を増刷。担当の小栗と倉本はうれしい悲鳴をあげました。


 


           私と野村は伽藍の構造の説明にあたりました。説明をするたびに黒山の人だかりができ、熱心に耳を傾けて

           くれました。ついつい説明にも熱が入り、声がからからになってしまいましたが・・・

           「日本建築はまだまだ人気がある、魅力を感じていただけるのだ!」そう思うと、自分の仕事に誇りを感じると

           同時に、とても幸せな気持ちになりました。



 


           お寺の発表によると、二日間の人出は2500人に及んだそうです。

           これからも、現場の力を結集して、皆さんの期待を上回る伽藍を完成しよう!と、決意を新たにしました。



                                                               所長 菅野



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    0586-84-2003