曹洞宗 法幢寺 〜全伽藍新築〜


曹洞宗 法幢寺 南西側外観
■南西側■
境内には高い塀がなく、とてもオープンな雰囲気です。
法幢寺の周辺は、大掛かりな都市計画に基づき、

区画整理が行なわれています。

駅や道路などインフラ整備も進み、将来はオフィスビル

も建ち並ぶような環境です。そんな場所に建つ寺院の

あるべき姿は?

住職の熱い思いが建物になりました。



副都心だからこそ木造本堂を建てたい!

現代的なデザインでは、将来近隣に建つビルに

埋もれてしまう。木造の伝統的なデザインの本堂こそ、

いつまでもその存在感が色あせないのではないか。

そんな住職の決断に従い、間口7.5間の本格的な

木造本堂を造りました。
曹洞宗 法幢寺 外観


デザイン的には向拝になまずをかたどった虹梁、なまずに噛み付いた鬼をかたどった蟇又(かえるまた)。

天水鉢には蓮のツボミ、西外壁には三連の花頭窓と、より印象に残る工夫をしました。

ただ、東海大地震が心配される地域なので、構造計算や耐震補強には最大の配慮をしました。

曹洞宗 法幢寺 本堂 北西側
■本堂■
北西側

構造計算をしてみると、オードソックスな曹洞宗本堂の

間取りでは、壁が足りない!という結果が出ました。

そこで、大間を広くして、内陣を奥に配置し、位牌堂と

並べました。








本堂から北へ突き出した切妻屋根の下に

御本尊が座っています。

壁につけた猪の目(ハート)の彫物が、その印です。

両横の丸窓部分が位牌堂です。





曹洞宗 法幢寺 〜本堂のまどり〜
■本堂のまどり■


曹洞宗 法幢寺 〜本堂の内部写真〜
■本堂■
内部


大間を囲う6本の柱は直径33cmのケヤキ丸柱。

その柱をつないでいる虹梁もケヤキ。そして、外陣境の

欄間には丸彫りの一対の龍が嵌めこまれ、迫力ある

本堂になりました。


御本尊の両脇には、位牌堂・開山堂が配置されていて

開放的につながっています。

また、西側廊下境に建具がないので、明るく広々と

しています。

床には床暖房、天井には冷房設備が設置されています。



曹洞宗 法幢寺 〜本堂の内部写真〜


曹洞宗 法幢寺 〜客殿・庫裡外観〜

客殿は本堂の引き立て役。

シンプルであきのこないデザインにしました。

鉄骨造2階建てで、外壁はサイディング貼り。
  • メンテナンスにコストがかからない。
  • ライフスタイルの変化に伴うリフォームも可能
という関点を重視した設計です。



■■玄関ホール■■

玄関ホールは約40帖の広さがあります。

正面には檀家様が彫ったという大黒様がにこやかに

立っておられます。

天井は曲線で段差をつけ、優しい表情になっています。

ホールの一隅には、可動間仕切りで仕切れる一休処が

あります。
曹洞宗 法幢寺 〜玄関ホール〜

曹洞宗 法幢寺 〜玄関ホール〜
■■一休処■■
曹洞宗 法幢寺 〜客殿〜
■■壁は回転扉になっています。■■



■■客殿■■

客殿は10m×10m。約60帖の広さがあります。

防犯を考えて、ガラスブロックで採光を確保しています。

住職御夫婦は、檀家を始め近隣の方々との交流を

たいへん大切にされており、客殿では和太鼓や

フラダンスの練習も行なわれています。
曹洞宗 法幢寺 〜客殿〜

曹洞宗 法幢寺 〜客殿〜
  • 壁にはステージが埋め込まれています。
  • 壁は回転扉になっていて、一面の姿見に
    早変わりします
  • 天井にはプロジェクターが設置されていて、
    映像に楽しめます。




■■庫裡■■

庫裡はとてもオープンな間取りになっています。

境内の南側に配置して、日当たりのいい明るい

住空間を確保しました。床には唐松のフローリングを

貼るなど、自然素材をふんだんに使い、環境と体に

優しい庫裡になりました。

菅野企画設計は、住宅もきめ細やかな設計を

しています。。
曹洞宗 法幢寺 〜庫裡〜

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    0586-84-2003