虎渓山 永保寺再建典座・知客寮


2007年7月5日



典座寮は鉄筋コンクリート造の耐火構造、その中に

防災センターを造ります。 永保寺は境内に2棟の国宝を有し、

庭も国の名勝に指定されています。そこで、心無い犯罪者から

国の宝を守るために、今回、国の補助金も使って防災設備を

完備することになりました。その監視、操作版が防災センターに

設置されます。

この防災センターは他の部屋とは煙感知器連動シャッターと

鉄扉で区切られます。








釜戸の煙突が立ちました。表面はステンレスですが、煙道は

断熱材で遮熱されています。 煙突の位置、形状は釜戸の

燃え方に大きな影響を与えます。また、煙突が曲がっている

とその部分に灰が溜まりやすく、火の粉が舞う原因になります。

本堂の屋根は桧皮葺きになる予定なので、火の粉は危険!

そこで、煙突は真っ直ぐに立つように設計段階から配慮しました。






7月19日



典座釜戸の壁の漆喰塗りが完成しました。

コンクリートの壁が隠れてしまうと・・・

本当に木造の建物としか見えません。





8月13日



典座釜戸がほぼ完成しました。

天井からぶら下がっている木の箱は照明です。

「見学に来た方は必ずこの典座釜戸を庭から見るからねえ」

と老師。 お寺の厨房の天井から裸の蛍光灯がぶら下がって

いる光景をよく見かけますが・・・

今回は杉の節板で箱を作り、その中に蛍光灯を仕込みました。






知客寮は修行僧の居室になります。押入れは湿気ないよう

に杉の節板を貼っています。







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