虎渓山 永保寺再建典座・知客寮


2007年1月25日



釜戸の工事が始まりました。

工事を担当しているのは可児市の(有)メガテックさんです。

職人さんがこつこつと煉瓦を積んでいます。

「私は陶器を焼く釜を造っていたんですよ。

最近はこういう釜戸を造ることがなくなったけど、

最近では井深の正眼寺の釜戸も造らせてもらいました」







3月8日


レンガが積み終わりました。

釜戸は煉瓦の上にモザイクタイルを貼って仕上げます。

「托鉢から帰ったら、この釜で炊いたお湯で冷え切った足を

温めるんですよ」

「うどんをこの釜で大量にゆでてねえ、思いっきり音を立てて

すする。うどんを食べる時だけは修行中でもどんな大きな音を

たてても許されるんです」

典座釜戸は、この寺で修行をしたお坊さんにとってとても

思い出深い場所のようです。 それにしても・・・

炊き口や灰出しの鋳物製扉を今でも作っているんですねえ。





3月15日


「永保寺は元気です展」が開催されました。

例年行なわれている国宝の開山堂、観音堂の一般公開に

あわせて、工事中の庫裡を市民の方に見ていただきました。

当日説明に当たったのは、保壽院の土屋さん、事務局そして

弊社の菅野、野村、小栗です。

大変多くの方に見学していただき、説明員は昼休みも取れないほど。

「多分、1000人以上の方がみえたでしょうね」というほどの大盛況でした。











4月6日

天井に杉板を貼っています。

この建物は鉄筋コンクリート造の耐火構造です。

ただ、内装には木をふんだんに使います。


入口の庇を造っています。庇の下には板戸が入ります。

「板戸の潜り戸から入るんです。潜り戸を閉める音も

合図のひとつになっているんですわ」

この寺で修行中の雲水さんたちは、いろいろな音を

合図に生活しています。


煙出しと瓦屋根の間の袴貼りが完成しました。










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