虎渓山 永保寺再建典座・知客寮


6月14日


むき出しのコンクリートのまま工事を待っていた典座の

内装工事が始まりました。

「以前の典座は、黒光りする梁が見えていて、釜戸があって・・・」

永保寺で修業されたお坊さんにとってこの空間は思い出深い

場所のようです。

そこで、構造は鉄筋コンクリートでも内部は木造に仕上げます。








6月29日


典座の軒に化粧垂木が取りつけられました。

内部の梁組みもダイナミックにできてきました。

典座の木工事は大守の三島棟梁が担当しています。









7月6日


コンクリートの上に板状の柱や梁を取りつけていきます。

これで壁に仕上げをすれば、隣接する木造の庫裡と

違和感なく見えるはずです。



7月15日


典座釜戸の煙出しの木組みができました。

組み始めると、とても手際良く作業が進みます。

さすが、宮大工さん。











8月31日


8月の肌を焼くような炎天下の中、瓦葺きが進んでいます。

見ているだけでめまいがします。日差しと照り返しにも負けず

瓦葺き職人さん達は黙々と瓦を葺いています。



瓦葺きの様子2


実は・・・施工を担当していた樺村建設が不渡り手形を

出し民事再生の手続きに 入ってしまいました。

その2日後の9月13日、再建委員会が急拠紹集され、

今後の対応が検討されました。 民事再生の成り行きを

見守ろうという意見と、他の建設会社に残工事を任せよう

という 意見が出たため、N工務店に残工事を見積もって

もらうことになりました。



9月15日

煙出しの屋根瓦は運よく葺き終わっていました。

それにしても、柱間が1間しかないのにこの存在感!!



11月24日

堀井弁護士に参加してもらい再建委員会が開かれました。

●中村建設鰍ニの工事契約は解約しないが、施工協力会社

 に対する支払いは永保寺が直接行ない、中村建設を通さ

 ない。

●永保寺が中村建設鰍ノ支払う残工事額は、契約通りとし

 追加金額は発生させない。

という条件を中村建設鰍ェ、呑めば工事を再開するという

決断が下されました。








12月15日

そして、いよいよ工事が再開されました。

仕上げをされないまま、その姿をさらしていた建物が、みるみる

足場で囲われていきました。

「いろいろ苦労したけど、本当によかった!!」

しみじみ思う菅野と野村でした。





2007年1月11日

現場に職人さん達が帰って来ました。

中村建設鰍フ民事再生は、スポンサーが現われ順調に進んで

いるようです。

ただ、当然ですが会社の規模は相当縮少されるようです。







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