虎渓山 永保寺再建典座・知客寮


2005年3月28日


杭状地盤改良(テノコラム)の施工が始まりました。

施工に先立ち試掘をすると…

蔵を建てる予定地では、ガリガリゴリゴリ、

大きな石がゴロゴロ出て来て

地表から50〜60cmしか掘れませんでした。


また、庫裡を建てる予定地では、事前に行なった

ボーリング調査通り、地表から2m〜2.5m下の

岩盤が確認できました。

杭状地盤改良というのは、セメント系固化材と土を

混ぜながら撹拌することにより杭状に地盤改良する

方法です。

第1期工事は、庫裡+蔵で約785u(237坪)ですが、

直径80cmの地盤改良杭を158本施工します。


4月14日


地盤改良杭の施工も無事終了しました。

今度は鉄筋コンクリートの基礎を造る為、

地表から50cmの深さまで1mの幅で土を掘っています。


5月26日


蔵・典座(テンゾウ)・知客寮(シカリョウ)の基礎が完成しました。

火事が原因の再建工事なので、

火を使うところや貴重な紙類を保管する予定の蔵は

鉄筋コンクリートで造ります。


9月1日


鉄筋コンクリート造、典座釜戸(テンゾウかまど)の壁の

鉄筋検査を行いました。

鉄筋の径、ピッチのチェックはもちろんですが、

窓四隅部分の補強筋のチェックはとても大切です。

この鉄筋を入れないと、窓の四隅から斜めにヒビが

入りやすくなります。


10月5日


典座の煙り出しの原寸検査を行ないました。

煙出しの屋根は強い勾配の入母屋造りに

なっていました。この加工を担当するのは、

岐阜県郡上市の大守さんです。

中村建設の木村工事部長、

神野・大野監督、そして菅野・野村が

大守さんの工場へ出かけ、三島守夫棟梁と打合せをしました。

棟梁が描いた破風の原寸図を、脚立の上から菅野がチェック

しました。きれいな曲線は、決して図面では表現できません。





12月15日

野村が屋根の鉄筋を検査しました。




2006年1月11日


屋根のコンクリートを打設しました。

典座(テンゾウ)には、釜戸が設置され煮炊きが

おこなわれるので、耐火構造にします。


1月13日

いくら僧堂とはいえ1000坪近い建物を維持するとなると、

電気も高圧受電になります。

高圧受電になると境内にキュービクル(変圧施設)を

設置する必要があります。

境内に一番近い中電柱で目立ちにくい場所は?

中村建設の神野監督、小境電気、事務局の千葉さん。

そして菅野が相談に・・・。

「ここならいいでしょう。でも、板塀で囲ったほうがいいね」






1月26日


屋根のコンクリートが固まったところで、煙出しの壁の

コンクリート型枠を組んでいます。






BACK         NEXT