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2004年5月25日 5月に入り、設計はより密度が高くなっています。 ここでひとつ問題。 実は釜戸を造ることになっているのですが、直径80pのハソリ3個、三升炊きの釜2個という 釜戸は、工場生産の釜戸では無理! 幸い、岐阜県美濃加茂市の正眼寺の釜戸の工事を担当している(有)メガテック奥村なら 相談に乗ってもらえるというので、5月25日、菅野・野々垣・川合が正眼寺の現場へ伺い、 工事中の現場を見せてもらいました。 |
6月9日 再建委員会で、庫裡の設計の最終確認をしていただきました。 書院、副司寮(フウスリョウ)、典座釜戸(テンゾーカマド)の内観透視図を提出しました。 「できるだけ簡素に無駄をなくして欲しい」という意見がでました。 |
![]() 書院 |
![]() 典座釜戸 |
6月22日 典座・蔵の図面が完成し、午前10時から現場説明会が 行なわれました。 参加してもらったのは、名古屋市のU工務店、S工業、 三重県桑名市のK建設、岐阜県恵那郡のN工務店、 愛知県一宮市のN建設の5社。 住職、総代、山内寺院、事務長に立ち会っていただき、 各社に菅野が見積り依頼書を渡し、設計図を説明しました。 |
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7月24日 22日、予定通り各社から見積り書が届き、24日、住職、総代、山内寺院、 事務長立会いの元、見積書を開封しました。その結果、見積り金額の低い方から 愛知県のN建設、岐阜県のN工務店、U工務店、K建設、S工業の順でした。 ただ、U工務店、K建設、S工業の3社の見積り金額は、予算との間に大きな 開きがあった為、愛知県のN建設、岐阜県のN工務店の見積り内容を中心に 詳しく比較検討することになりました。 |
7月29日 再建委員会が開かれました。 そして、愛知県のN建設と岐阜県のN工務店の見積りを中心に、詳しく比較検討した 「比較検討書」、会社内容、主任技術者、現場に常駐する専任監督の経歴の 比較評価も含めた「総括」を菅野が説明しました。 実は、見積り依頼書で ・請負者は社寺建築指導監督経験10年以上、一級建築士の資格を持つ 主任技術者に工事を監修させること。 ・社寺建築指導監督経験5年以上、一級施工管理技士の資格を持つ ・専任監督を現場に常駐(建て方以降)させること。 ・上記主任技術者及び専任監督の資格書の写し、経歴書を見積書提出時 に提出すること。 という指示をしたのです。 どの建設会社に庫裡の施工を一任するか。N建設、N工務店以外の建設会社も含めて、 いろいろな見地から検討、白熱した議論が展開されました。 |
その内容を受け、住職(萬仭軒老大師)が 「庫裡の施工は中村建設株式会社に一任しましょう」 という決断を下し、拍手をもって決議に至りました。 そして、起工式は9月7日(火)に挙行されることになりました。 |
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8月9日 見積り書を詳しく見てみると随所に設計以上の工事単価が入っていました。 また、特に木材については、設計図で指示した材が想像以上の値段になる!という現象も 見受けられました。 これは、「永保寺だから」という意識が、設計士、建築会社双方にあったせいだと思います。 そこで、住職、山内寺院、事務局に集まっていただき、菅野が変更案を提出。 検討していただきました。 |
| その結果 ・見えない所、雲水が使う部屋は節のある材料 (特1等材)で十分である。 ・雲水が使う部屋の建具は、丈夫なことを第一 として材料は問わない。 ・永保寺庫裡は修行道場(雲水の教育の場)である。 という認識のもと、変更案以上の変更を指示されました。 |
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