虎渓山 永保寺再建庫裡



2007年8月20日




完了検査を行いました。

お寺側からは老師、総代、山内寺院、事務局の皆様。

工事側からは中村社寺の工事部長、監督、大工、電気

設備業者そして、弊社からは菅野、野村が出席しました。

照明器具も設置し、畳も敷き終わった室内をご覧になり

「旧庫裡より数段いい建物になりましたね」と総代様。

また、床の間や欄間に塗られた春慶塗には「いいねえ」

と皆様から高い評価をいただきました。

これといった手直しもなく検査は終了。お寺側の皆様から

ねぎらいとお褒めの言葉をいただき、ほっと胸をなで下ろす

工事関係者そして菅野、野村でした。



検査風景


南側外観:凛然とした瓦の線と
優しい表情の桧皮葺き玄関庇


玄関庇:ケヤキの柱と破風の
反りが力強さを感じさせます


西側外観:花頭窓が入っている
部分は耐震壁になっています



北川外観:廊下は僧堂らしく
屋外になっていています



書院:18畳二間。欄間の
図柄は菅野が描きました



書院の床の間:花頭窓、竹の節欄間は
漆の春慶塗りで仕上げてもらいました



玄関:差し鴨居は成が54cmの桧、
大黒柱は45cm角のケヤキです。
「よく手に入ったねえ」
「はい、苦労しました」と中村社寺



副司寮:玄関横の応接室です。
床柱はケヤキの丸柱、床には
チークを張りました


8月29日



庫裡、典座釜戸、耐火蔵の工事がほぼ完了し、引渡し式及び

韋駄天尊開眼法要が挙行されました。

当日は、萬仭軒老大師を初め総代、山内寺院、水月会会長、

再建委員会委員、工事を担当した株式会社中村社寺、八野

大工そして菅野、野村が参列しました。


工事途中で中村建設株式会社が民事再生を申請するという

アクシデントもありましたが、営業嬢渡を請けた中村社寺に

現場監督を任せ、大工、左官、板金、桧皮葺きなどはお寺が

直轄方式で工事を進めた結果、無事完成にこぎ着けました。


先ず、書院床の間の前で引渡し書の授受が行なわれました。

読経の後焼香を行い、引渡し式は無事終了しました。次に

韋駄天尊の前に場所を移し、開眼法要が厳修されました。

今回韋駄天尊を製作したのは彫刻家の神戸峰男さん。

ブロンズ製ですが表面は純金箔と漆で仕上げられています。

「厳しく、そして優しく、修行や作務を見守る頼もしい存在で

あってほしいとの思いを像に込めました」と神戸さん。


その後、萬仭軒老大師、水月会会長の実相寺様から

「旧庫裡より立派な庫裡が完成し心より感謝しております」

という旨のお言葉をいただきました。工事関係者一同は、3年

間の努力が報われ、心より晴れやかな気持ちになりました。








引渡し式





韋駄天尊開眼法要


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