虎渓山 永保寺再建庫裡


2007年6月7日


本格的に大工さんたちが現場に帰ってきました。

工場で刻んできた庇の材料をきれいに組んでいきます。









軒樋の樋受け金物ができてきました。受け金物は銅製です。

大きさはチェック済みです。







6月13日


設計図では、付書院の欄間には龍の透かし彫り、書院境の

竹の節欄間には紅葉の透かし彫りを入れることになっています。

菅野が図柄を描いています。

龍の下書きは3ヶ月ほど前から始めていますが・・・なかなか完成

しません。龍の図柄の宝庫、北京の故宮へも行ってきました。

文様風がいいのか、写実風がいいのか・・・

竹の節欄間に透かし彫りという組み合わせはあまりお目にかかり

ません。再建委員会で承認済みとはいえ、図柄のできによっては

実現しないかもしれません。

悩んだ末、思い切って国宝の開山堂と観音堂、無際橋そして

工事中の本堂・庫裡を透かし彫りにデザインすることにしました。







龍の図柄



6月21日

畳の打合せをしました。納入するのは多治見市の吉田畳店。

藁床まで自分で作るこだわりのお店です。

藁床は5枚重ね、表は熊本産を使うことになりました。

畳の縁には、型崩れがしないようにコーナー材をいれます。

「永保寺さんは、畳の上を雲水さんが勢いよく歩くのでこの

くらいの配慮をしておかないと・・・」







6月23日


欄間の図柄を老師様に見ていただきました。

保壽院の住職、土屋さん、事務長、工事関係者が見守る中、

鋭い眼光でひとつひとつ確かめる老師・・・緊張する菅野。

「こんな欄間どこにもない。いいじゃないですか」 その一言に

ほっと胸をなで下ろす菅野でした。








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