虎渓山 永保寺再建庫裡


2007年4月26日


菅野が書院飾り棚と韋駄天壇の花頭枠原寸図を描きました。

飾り棚の花頭枠は曲線の強い特徴的なデザインにしています。

これは、以前、再建委員会でご承認いただいたインテリアパース

に基づいています。

韋駄天尊は、第38回日展で文部科学大臣賞を受賞した

神戸峰男さんが作ってくれることが決まっています。

棟梁の八野明さんと事務所で打合せを行いました。













5月8日


中村建設の神野、足立両監督、木村工事部長と菅野、野村、

八野棟梁が高山市の塗師屋(ぬしや)さんへ漆塗りの打合せに

行きました。

設計図では書院の花頭窓と欄間は「春慶塗り」脇床の棚は

「拭き漆」という指示になっています。さて、どんな感じに仕上

がるのか?

塗師屋さんの工房でサンプルを見せてもらったり、工程の説明を

受けました。

「春慶塗り」は一回塗りで仕上げる必要があるため、大変高い

技術を要する漆塗りです。ただ、生地が透けて見えるので品の

良い優しい感じに仕上がります。

「難しいけど、なかなかいい感じになるんじゃないかねえ」


後日、造り手の意見を老師様にサンプルをお見せしながら説明

しました。

「仕上がりが楽しみですねえ」という言葉をいただきました。












漆塗りのサンプル
右の板が塗って1年経った
春慶塗り



5月10日


現場で漆喰を試し塗りし、老師様、保壽院住職、土屋様、

事務長、千葉様にご確認いただきました。

漆喰の仕様は、設計図で糊:海草糊、スサ:麻、紙スサと指示

しています。仕様と仕上がりを確認しました。







5月24日


軒樋を作る前に、樋と受け金物の大きさをチェックしました。

軒樋はステンレスに銅メッキをした金属で作る予定です。

酸性雨の影響で、銅製の樋は穴が開きやすいためです。







妻壁の漆喰が塗りあがりました。

繊細な彫刻がくっきり浮き上がりとてもきれいです。




   妻壁
5月31日

中村建設の神野、足立両監督、木村工事部長と菅野、野村が岐阜市の河合銘木へ

行きました。書院に使う床框、違い棚の棚板を選ぶためです。

事前に中村建設が選んだ銘木を見ましたが・・・「木目に品がない」と菅野。

もう一度選びなおし・・・「この材の良さを生かすためには、見つけ寸法を少し変更した

ほうがいいねえ」



銘木が所狭しと並ぶ河合銘木




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