虎渓山 永保寺再建庫裡


2006年8月


竹小舞の編み方に疑問があったため直してもらいました。

問題になるほどのことではなかったのですが、柱面と竹の

小口との間隔が構造計算で基準としている間隔よりも広い

ところが一部あったのでやり直してもらいました。

また、間渡し竹のピッチが粗い部分も一定にして

もらいました。とうぜん職人さんの考え方もありますので、

それも尊重していきますが、工学的な裏付けに基づいて

構造計算をやっている限りシビアな監理をしなければ

ならないときもあります。







8月31日

竹小舞を編むのと並行して瓦葺きも行われています。

8月の肌を焼くような炎天下の中、瓦葺が行われており

見ているだけでめまいがします。日差しと照り返しにも

負けず瓦葺き職人さん達は黙々と瓦を葺いていきます。

平瓦の部分はほぼ終わり蓑甲の部分を残すのみ。

典座釜戸の煙り出しの瓦葺きも同時に行われており、

棟の鬼瓦を据え付けている最中でした。

瓦葺きの様子1

瓦葺きの様子2

9月2日


菅野企画設計が主催する永保寺庫裡再建工事の見学会を

行いました。

所員の家族をメインに招待した見学会でしたが、

多くの人達に集まっていただき大盛況でした。

永保寺の御好意で普段見学することが出来ない国宝の

開山堂や観音堂の内部も見せていただきました。雲水さんの

解説に、みなさん熱心に耳を傾けていました。工事中の庫裡も

見学してもらい菅野が設計のコンセプトを解説しました。

見学会に備え、中村建設にも協力してもらって、足場を

一般の人でも登り易くしてもらいました。そのため妻壁の飾り

等もみなさんに見てもらうことが出来ました。至らない事も

ありましたが、参加者の方々には満足していただけた様子で、

無事見学会を終えることができホッとしました。


永保寺庫裡再建工事の見学会



妻壁の飾り等もみなさんに見てもらうことが出来ました


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