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2006年5月9日 玄関庇の原寸図が八野棟梁から提出されました。 菅野と八野棟梁とが、微妙な照りや、周囲との納まりを 検討していきます。 |
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| 5月11日 土間の配筋が完了し検査を行いました。 基礎の時と同様、鉄筋径、鉄筋の間隔は図面通りかを チェックしていきます。 |
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5月18日 電気工事に必要なハンドホールの位置決めをしました。 地中に埋設されたケーブル等の分岐点にハンドホールを 設けるのですが、大きな丸い鉄の蓋は境内ににつかわしくない! そこで、蓋が隠れるように少しだけ地面に埋めることにしました。 |
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5月20日 木材の刻みも着々と進んでいて、本格的な建て方の 日が近づいてきました。 現場では立柱式が行われました。 老師様、山内寺院、雲水の方々、また工事関係者に 参加してもらい式が執り行なわれました。 昨日まで続いていた雨もすっかりあがり雲の間から 太陽の光が差し込んでいます。 まさに、「雨降って地固まる」です。 紅白の布が巻かれた柱の前で立柱式は行われました。 老師様が工事の安全を祈願し、お経を読まれ、建物の 四方に酒がまかれました。 老師様の焼香に続いて工事関係者が一人一人 焼香をして立柱式は終わりました。 |
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6月8日 土台が基礎に緊結され、遂に建て方がはじまりました。 柱には、30×105の貫を60cm間隔で入れ、さらに差し鴨居で固めるため一本の柱を 建てるのにも数人がかりです。 土台と柱との仕口も工夫されており、大きな引張り力が 柱に加わってもちょっとやそっとでは抜けない構造になっています。 大工さんも「この一つ一つ工夫された仕口を見てくれ!」と、誇らしげでした。 |
![]() 建て方の様子 ![]() 土台と柱の仕口(その2) |
![]() 土台と柱の仕口(その1) ![]() 土台と柱の仕口(その3) |
6月14日 梅雨に入りましたが雨も少なく建て方は順調に すすんでいます。 桁と柱との間には舟肘木が取り付けられます。 舟肘木には傷がつかないように合板で養生がしてあり、 桁が差し込まれる直前に、合板を取り外すなど 細心の注意が払われています。 桁のホゾ穴と柱のホゾは寸分の狂いも無く刻まれていて、 クレーンとの連携も巧みに、面白いように正確に組まれて いきます。カケヤで桁を一気に叩き込むと、グラグラしていた 柱も固まりびくともしなくなりました。 |
![]() 化粧桁の継手 ![]() 建て方 |
6月22日 建て方は順調に進み、小屋組みが出来上がっていきます。 下から見上げると、太い松の丸太が頭上を飛び交い、 圧倒されます。小屋梁の仕口が桁にがっちりと喰い込み、 交差する梁どうしが渡りアゴ(それぞれの材が相欠きで 噛み合う仕口)で組まれていて頑丈そのものです。 妻壁を飾る、海老虹梁や、肘木も順次取り付けられて います。美しい桧の木肌に流れるような唐草模様の彫刻が とてもよくマッチしています。 少しづつですが庫裡の形が出来上がってきました。 大工さん達も楽しそうに仕事をしています。 |
![]() 小屋梁 ![]() 妻壁飾り
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| 6月29日 庫裡の最大の見せ場、破風板の取り付け工事が行われました。 市内の大工さんから 「破風板の取り付け工事の時だけは教えてくれ」とお寺に電話があったほどのイベントです。 梅雨の中休みで、晴天にも恵まれ、工事をするにはもってこい。 先ず、建物裏側の破風板から取り付けました。 切妻屋根の破風板は片流13Mもあるので、一枚の板だけで作ることはとても無理! そのため、2枚の板材を継いで作られます。 初めに、下方の破風板を差し母屋に引き独鈷という仕口で取り付けます。言葉で言うのは 簡単なことですが、重量があるうえ、反りが生じてしまった破風板を取り付けるのは困難を 極めました。また、予め地上で拝み部を固定した上方の破風板を下方の破風板と 取り付ける作業はさらに難工事。板の反りが大きすぎるため上下の板のジョイント部分が うまく合いません。そんな難工事にもめげず、大工さん達はシャコ万力や、ジャッキ等を うまく利用して破風板を取り付けていきました。 2時間後、上下の破風板は何事も無かったかのように所定の位置に納まりました。 |
![]() 上方破風板を組み立てた状態 ![]() 継手の接続工事 |
![]() 同左 ![]() 同左 |
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