虎渓山 永保寺再建本堂

2009年4月13日



青空が冴え渡る中、永保寺本堂大玄関再建工事の立柱式が

行われました。

立柱式とは、建て方を始めるにあたり、工事の無事と安全を

祈願して行われる行事です。

今回は、内陣檀廻りの主要な柱を立ち上げて立柱式にあたり

ました。

昨今の住宅等は木材がプレカットで刻まれ金物で固定すると

いう方法がとられていることもあり、3日ほどで建て方を終えて

しまうのですが、永保寺は手刻みで木材を加工し、貫を各柱に

通していき、木材通しの継ぎ手や仕口も金物に頼らずに建て

こんで行きます。

そのため、一つの柱を建てるにも数人がかりで、多くの時間も

費やします。

萬仭軒老大師をはじめ山内寺院、水月会関係寺院、工事関係

者が列席し、長期間に渡る建て方の無事を祈願しました。

最後に建物の四方に清め酒が工事関係者の手によりまかれ

滞りなく立柱式は執り行われました。







5月12日



虎渓山永保寺で本堂の建て方が始まりました。

立柱式で内陣廻りの柱が予め建てられているので、

その柱を中心に建て方が進められていきます。

差し鴨居、貫、足固め等、建て方と同時に柱に差し

込んでおかないと 後から取り付けられないので、

一本の柱を建てるだけでも大仕事です。

特に金物を使わず、日本古来の接続方法に則った

木組みによって 建てられていくので、ひとつひとつの

作業に目を見張るものがあります。

本堂棟梁は八野さんの一番弟子である池田さん。

池田さんの頭の中には全ての材料が整理されており、

どの材がどこで使われ、 どういった継ぎ手や仕口を

しているか、どういった順番で組まれれば順序良く立ち

上がっていくのかが全て入っております。

池田さんの指示の元、面白いように組みあがって

いきます。

差し鴨居の取り付け作業



足固めの取り付け作業。
カケヤで叩いているのが
棟梁の池田さん。




全ての柱が無事建てられた
ので、桁との間に差し込まれ
る舟肘木がいれられました。




BACK          10 11  12 13 14 NEXT