虎渓山 永保寺再建大玄関

2008年3月26日


発掘調査も終りいよいよ工事が始まります。

中島工務店も現場事務所を境内に構え、現場監督も常駐を

始めました。

さて、発掘の結果、本堂を再建する地盤から玉石による地盤

改良が出てきました。この玉石をどう扱うのか?設計どおり

柱状地盤改良を行うためにはこのおびただしい玉石を除去

しなければなりません。

「この玉石が岩盤まで達していれば除去する必要はないよね」

は菅野と孕石。 そこで、玉石の周りを数箇所掘ってもらうこと

にしました。







「玉石は地表から2m近くまで入れ込んでありますが・・・

岩盤までは達していません」と現場監督の栗原さん。

現場でその様子を確認しました。

早速、野村と孕石が現場で発掘調査の報告図面と設計図を

照らし合わせながら実測をしました。その結果、設計では本堂・

大玄関に107本施工する予定だった柱状地盤改良のうち

38本が玉石の位置に重なることがわかりました。


「玉石を除去するとかえって地盤を荒らすことになるから・・・この玉石はそのまま使うこと

にしよう。

残りの69本は設計どおり柱状地盤改良をしましょう」と孕石。 「多少の費用は負担します

ので基礎は万全を期してください」はその様子を見ていた山内寺院の保寿院様。

「以前と同じ規模の建物なので大丈夫だと思いますが・・・

じゃあ万全を期して載荷試験をしましょう」と菅野。



以前大玄関が建っていた所から井戸が発見されました。

ただ、設計では床下になってしまう位置です。

「この井戸が夢想国師の頃の井戸だったら大発見だけど・・・

さて、どうしよう」は保寿院様。

「石組みはそのままにして埋めましょうか」と菅野。



「いや、この井戸には水が湧いているので、埋めても湿気が上がってきますよ」

は中島工務店。

話し合いの結果、建物の外に新しく井戸を掘って常時ポンプアップし、現在の井戸は

岩組みだけ残して土で埋めることになりました。



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