スタッフBlog

2020.6.23

茨城県の真宗寺院で本堂・客殿新築。模型を作って設計をブラッシュアップ(中村)

2020.6.23

Category: 本堂新築

茨城県の真宗寺院の本堂と客殿の設計を進めています。
現在は、実施設計の真っ最中です。

設計図を描きながら・・・

・本堂と客殿の接続部分の納まりは?
・屋根はどのように見えるのか?
・隣地の崖との関係はどうなっているのか?
など…

平面図や立面図のような二次元の設計図だけでは、検証しききれないことや気になることが出てきます。

そんな時には、模型を作成して
いろいろな角度から眺めることで、問題点を整理、検討していきます。

模型は、スチレンボードをカットした板状のパーツを組み合わせて作りますが・・・
型紙をおこす作業には、とても気を使います。



△壁の型紙

この型紙が間違っていたら、そもそも組み立てられません…

型紙は、立面図や矩計図をもとに
桁の位置や、壁の位置、屋根の勾配などを読み取って作成していきます。
この作業で設計中の建物の理解も深まります。


△屋根や隣地との位置関係を確認



△接続部分の屋根の確認

気になっていた本堂と客殿の接続部分も無事おさまっていることが確認でき、一安心!
これから、この模型を参考にしながら、さらに設計をブラッシュアップさせていきます。

 

記事一覧